【関東支部】
第58回精密工学研究所シンポジウム-形状記憶合金の基礎と応用-
熱弾性型マルテンサイト変態を利用した形状記憶合金は,温度センサーを備えたアクチュエータとして台所の電化製品から人工衛星まで広く実用材料として使われる他,微小電気機械システムMEMSの駆動素子としても期待されています.さらに,近年では,数%もの大きな可逆変形を示す超弾性材料が歯列矯正から血管内治療まで広く使われ,狭心症や動脈瘤治療などへも適用されつつあり,重要性が急速に増しています.本シンポジウムでは,形状記憶合金を正しくかつ有効に使うために,また,今後の応用を踏まえ,形状記憶合金の開発・基礎から応用まで広くお話しを頂き,その理解と利用を促進することを目的とし,シンポジウムを開催いたします.
主 催 | 東京工業大学精密工学研究所 http://www.pi.titech.ac.jp/ |
共 催 | 日本金属学会関東支部 形状記憶合金協会(ASMA) http://www.asma-jp.com 日本金属学会分科会研究会「変位型相変態を利用した構造・機能性材料研究会」 |
日 時: | 2009年8月13日 木曜日 13:25-16:30 |
場 所: | 東京工業大学 すずかけ台キャンパス 大学会館2階集会室2 http://www.titech.ac.jp/about/campus/s.html 〒226-8503 神奈川県横浜市緑区長津田町4259 |
交 通: | 東急田園都市線すずかけ台駅下車 徒歩約10分(迂回路による) 注:現在,すずかけ門が道路工事中のため迂回路を通る必要があります.下記をご参照下さい. http://www.titech.ac.jp/topics/pdf/090716-ukairo.pdf |
プログラム | ||
13:25 | 開催の挨拶 | 東京工業大学 精密工学研究所 細田秀樹 |
13:30 | チタン系高温形状記憶合金の開発 | 筑波大学 大学院数理物質科学研究科 宮崎修一 |
14:30 | 形状記憶合金用途経緯と新材料実用化の課題 | |
東北大学 大学院工学研究科 未来医工学治療センター 山内 清 | ||
15:30 | 形状記憶合金の歯科応用 | 東北大学 大学院医工学研究科 金高弘恭 |
16:00 | 総合討議 | |
16:30 | 終了 |
参加費: | 無 料 (どなたでも参加できます.事前にメールでお申し込み下さい) |
定 員: | 30名程度 |
問合先: | 東京工業大学精密工学研究所 細田秀樹 Email: hosoda.h.aa@m.titech.ac.jp TEL&FAX 045-924-5057 |