2022年秋期講演大会 開催予定の各種シンポジウム

<公募シンポジウム9テーマ>
 S1  ハイエントロピー合金の材料科学(VIII)
S2 計算科学および新規腐食解析に基づく腐食現象の解析・可視化と機械学習による腐食予測
S3 特異反応場における時間/空間応答を利用した新奇材料構造創成II
S4 機能コアの材料科学III
S5 Additive Manufacturingの材料科学
S6 材料変形素過程のマルチスケール解析(V)
S7 ソフト磁性材料研究の新たな展開―組織設計・制御による次世代材料開発に向けて―
S8 ワイドギャップ結晶の材料学と高温プロセッシングIV
S9 ミルフィーユ構造の材料科学V

<企画シンポジウム5テーマ>

K1 若手科学者へ贈る研究のヒントV~未踏領域へ到達するために~

Gifts from pioneers to young scientists V: ~To hitch your wagon to star~

人材育成を趣旨とする啓蒙的な内容の企画シンポジウムの第5弾であり,今回は第8分野が中心となって開催する.独創的な研究成果に到達するためには,どのような姿勢で研究に臨むべきかや,キャリアパスの形成にあたって転機をどのように迎え,成功に導くかなど,著名なベテラン研究者や活躍が著しい若手指導者に講演を頂き,そのヒントを得ることを目的とする.講演者の業績や経歴に触れつつ,研究者,指導者としての心構えや自己実現の方法などについて学ぶことで,特に若手会員への刺激になれば幸いである.講演後は,双方向のパネルディスカッションを開催し,さらに議論を深める場を提供する予定である.


K2 材料化学におけるイノベーションの役割と工業製品への展開III

Innovations in materials chemistry and their effects on industry III

この企画シンポジウムは,毎年春の講演大会で開催している「水溶液腐食」「高温酸化」「陽極酸化」「めっき・化成処理」「触媒」の各学術分野を包括した公募シンポジウムと対をなし,工業製品としての金属材料の開発・生産の最前線における「材料化学」の役割と研究・開発事例や課題を,主に企業研究者に講演していただくことを趣旨として,2020年度よりシリーズ化している.今年度の企画シンポジウムにおいても,前年度からの内容を引き続き,めっき,化成処理,腐食,高温酸化,触媒など広範囲にわたる内容を,各産業分野で活躍されている技術者・研究者の視点から,現在直面している課題や将来展望を紹介いただき,基盤となる学理を発展させるヒントや,産学官の連携強化のきっかけとしたい.


K3 材料技術史から見るこれからの技術展開V ―鉄

Future growth expected from technological history of materials V ―Iron and Steel

持続可能な社会の実現には,材料特性の向上だけではなく,高効率・低環境負荷プロセスの開発が必要である.時代に沿ったプロセスの変遷,合金開発や応用展開,更には環境問題も含め,鉄が人間社会にとっていかに身近な存在であったか,どのような技術革新をもたらしてきたのかを振り返り,更に今後の可能性を考える.
 第1回:チタン材料(2018年秋期),第2回:製錬およびリサイクル技術(2019年春期),第3回目:アルミニウム合金(2020年秋期),第4回:分析機器(2022年春期)に続き,鉄と所縁の深い福岡の地で『鉄』の技術史と今後の展望について議論する.


K4 医用材料・医療機器開発の最前線(III)~光を用いる生体情報センシング~

Frontier in development of biomaterials and medical devices(III):Advanced Bioimaging Technologies

半導体材料のバンドギャップや非線形光学特性,静電誘導特性をベースに実現している紫外・可視から赤外,テラヘルツ・ミリ波までの各種光源を用いることで物性研究のための計測技術や加熱や溶融の材料プロセスが実現している.3回目となる今回も第2分野と第7分野が連携し,これらの光技術から展開される生体情報センシングを議論する.具体的には最近の光源開発として,光学結晶を高周波で動作する半導体デバイスの高度な制御で実現する波長だけでなくパルス幅,繰り返し周波数も可変になるレーザ光源開発から,生体情報センシングの実例としては薬効にも影響がある有機結晶の多形や欠陥を非破壊で検出するテラヘルツレーザ分光やレーザ照射により発生するバブルのナノ粒子集積をプロセスとするバイオデバイス開発,レーザ光の照射により生じる軽元素の微粒子を回収する質量分析の生体組織観察を取りあげる.生体情報センシングに必要となる光技術から,これからの半導体材料研究を模索する.


K5 モビリティの未来を支える材料技術の最新動向

(自動車技術会・日本鉄鋼協会・日本金属学会合同シンポジウム)

The latest trend of the materials R&D for the future Automotive

近年の自動車を取り巻く環境は,従来からの課題である環境負荷低減,軽量化,燃費向上などに加え,電動化,安全性,自動運転,そしてカーボンニュートラルなどに代表される課題への対応も求められ,自動車を大変革させる必要があると言っても過言ではない.日本金属学会では,多くの材料を利用し日々進化している自動車技術に焦点を当て,その技術の革新を基盤から支える材料技術における最新の動向について,日本鉄鋼協会,自動車技術会と合同でシンポジウムを2018年度から企画してきた.本シンポジウムでは日本金属学会からの講演者に加え,自動車技術会および日本鉄鋼協会から自動車および鉄鋼メーカーの製造関係者ならびに材料研究者も迎えて最新の研究動向を講演していただき,自動車用材料技術の方向性を共有するとともに,講演大会参加者の研究における一助となることを目的とする.

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TEL 022-223-3685 / FAX 022-223-6312
E-mail:annualm[at]jimm.jp (8/1からメールのドメインが変りました.)
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