新設「研究会」発足のお知らせ

本年3月から新たに下記の研究会が発足いたします.メンバーとして登録を希望される方は,氏名,勤務先,連絡先(E-mail address 含む)を明記の上,世話人宛にお申込み下さい.研究会の活動期間は1期5ヶ年以内です.
継続更新の場合は,延長期間1期3年以内,最長活動期間は2期8年以内です.
(研究会新設募集:7号会告予定/申請締切日:9月1日)

■84.ソフト磁性研究会

活動期間 1期5年間(2020年3月~2025年2月)

現在の軟磁性材料はケイ素鋼板,ソフトフェライトが多くを占めており,新たなソフト磁性材料の開発によるデバイスのさらなる高周波化や広帯域化,新規高周波磁気デバイスの創製が期待されている. ソフト磁性材料においては,これまで主として議論されてきたハード磁性材料と異なり,磁壁移動を始めとする磁化の動的挙動が磁気機能を支配する. しかしながら,ソフト磁性材料の動作周波数領域での磁化の動的挙動は,磁壁移動,あるいは,渦電流によるエネルギー散逸のみで説明可能かなど,学術的にも不明な点が多い.すなわち,磁壁移動速度より高速,かつ,強磁性共鳴周波数には満たない周波数領域(数百 kHz から GHz 帯)での磁化の動的挙動を学術的見地から体系化することは,磁気物理の観点だけにとどまらず工学的応用の観点からも重要である. 本研究会では,上記の周波数領域における磁化の動的挙動を学術的に体系化し,ケイ素鋼板,ソフトフェライトに代わる新しいソフト磁性材料の開発指針を示すことを目指す.

代表世話人 遠藤 恭
東北大学大学院工学研究科准教授
TEL 022-795-3781
E-mail: endo[at]ecei.tohoku.ac.jp
※[at]は@に変換して下さい。

■83.高温材料の変形と破壊研究会

活動期間 1期5年間(2020年3月~2025年2月)

世界的に,二酸化炭素排出量の削減が強く要請されている状況下で,発電プラントや輸送媒体の高温部では従来以上の高効率化が必須となっている. 高効率発電・輸送媒体を支えるのは高温材料であり,その長寿命化や更なる高強度化のためには,変形,破壊および両者の関連性を基礎的な観点から改めて議論することが必要である. 高温材料の種類が多岐に渡っており,議論の場が細分化されていることから,できるだけ広い範囲の高温材料に関する知見を共有する場を作ることも求められている. 特に若手研究者の人材育成という観点からもこのような場を提供することが重要である.
  本研究会では,年1回の研究会を開催し,様々な材料における高温変形と破壊,また,高い力学特性を生みだす材料の内部組織に注目し,実験的ならびに計算的研究成果について基礎的な観点から討論し,高温材料の長寿命化・高強度化のための原理・原則を改めて見直すことにより,高温材料設計指針の再構築を目指す.

代表世話人 澤田浩太
物質・材料研究機構 構造材料試験プラットフォーム長
TEL 029-859-2224
E-mail: sawada.kota[at]nims.go.jp
※[at]は@に変換して下さい。

■82.微小領域の力学特性評価とマルチスケールモデリング研究会

活動期間 1期5年間(2019年3月~2024年2月)

ナノインデンテーション法やTEM・SEMその場変形などの微小領域力学特性評価手法が発達し,様々な材料への応用が拡大している.測定機器の発展がめざましい一方,測定データの解析法や解釈には課題が多い.また,微小領域の力学挙動とマクロ特性との関係におけるマルチスケールモデリングも重要な課題である.
本研究会では,多様な材料を対象とする微小領域の力学特性を議論し,それらを素過程とするマクロスケールの機械的性質の発現機構について明確化することを目的とする.2018.7に開催された6th International Indentation Workshop(金属学会協賛,Chair:大村(NIMS),池田(北大))において,機械,物理などの多様な分野間で活発な議論が行われた.
WorkshopProceedingsは,Mater.Trans.誌の特集号として発刊する準備を進めている.これを契機に,日本国内において当該分野の活動が継続できる研究会の要請が参加者から高まり,本提案に至った次第である.

代表世話人 大村孝仁
物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 副拠点長
TEL 029-859-2164 / FAX 029-859-2121
E-mail: ohmura.takahito[at]nims.go.jp
※[at]は@に変換して下さい。


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