日 本 金 属 学 会 会 報

ま て り あ

2005 Vol.44 No.10
Materia Japan


ミニ特集「金属表面の生体機能化」

企画にあたって
  成島尚之 塙 隆夫 千葉晶彦 新家光雄 793
薬剤固定によるチタンインプラントの骨形成促進
  吉成正雄 794
チタン表面に特異的に吸着するペプチド TBP-1 の創出とその利用
  佐野健一 芝 清隆 799
電気化学反応を利用した金属表面へのタンパク質の固定化
  春山哲也 804
水溶液プロセスによる水酸アパタイトコーティング
  興戸正純 808
β-チタン合金へのリン酸カルシウム結晶化ガラスコーティング
  春日敏宏 812


解説

マルテンサイト変態研究にかかわった55年 清水謙一 817

マルテンサイト(M)晶内微視組織観察の苦労と成功,形状記憶効果と超弾性,磁場と静水圧誘起 M 変態の研究ことはじめ,微小領域解析電子顕微鏡の商用一号機発注,著名外国 M 変態研究者との積極交流を紹介.

電気抵抗極小と重い電子系 近藤 淳 824

金属の電気抵抗が温度の減少と共に増大するのはどんな機構によるのだろうか.


技術資料

ブレーキ用摩擦材の開発―現状と問題点― 佐々木要助 高木康夫 832

非石綿系ブレーキ用摩擦材および開発課題の紹介,摩擦界面で起きている様々な物理,化学的現象,メカノケミストリー等の紹介,今後の研究開発への提案.


講義ノート

熱力学の発展と金属学への応用 (I) ―中世より近代までの物質観の変遷― 萬谷志郎 841

キリスト教万能の中世西欧社会から,物質文明中心の近代西欧社会へと変る,人間の物質観の変遷を示した.


入門講座

透過電子顕微鏡 2. 組成・状態分析機能 進藤大輔 848

ナノマテリアルの評価に必須の実験手段である透過電子顕微鏡.今回は,ハード・ソフト面で進展の著しい分析電子顕微鏡法の原理と応用を分かり易く紹介.


新進気鋭

最新走査型透過電子顕微鏡法による材料界面研究の新展開 柴田直哉 852

セラミックス粒界アモルファス層中のドーパント原子を直視する!サブ STEM がひらく材料界面学の新しい展開.


談話室

水谷宇一郎先生の2005年度 William Hume-Rothery Award 受賞 蔡 安 邦 856
インテリジェントショットブラスト・ショットピーニング 梅村 貢 857


はばたく

実験の日々〜卒業式ってどんなですか? 久保田 健 858


本会記事

会告 859
共催行事 861
支部行事 861
企業求人情報 862
掲示板 862
新入会員 863
会誌・欧文誌10号目次 870
材料系学協会情報コーナー 872
次号予告 872
行事カレンダー 873