日 本 金 属 学 会 会 報

ま て り あ

2005 Vol.44 No.2
Materia Japan


ミニ特集「材料開発のスピーディな事業化のために―ベンチャー起業の成功にむけて―」

材料開発のスピーディな事業化のために
 ―背景と本特集のねらい―
桐野文良 出川 通 梅澤 修 柴田 清 兼松秀行 91
大学から見たベンチャー起業の必要性と将来展望 曹  勇 井口泰孝 93
阪大フロンティア研究機構における試み 高橋亮一 97
企業からみたベンチャー起業への期待 出川 通 99
官学連携によるベンチャー起業講座の実践 井上哲雄 101
地方の産学官連携の模索 八十致雄 103
ベンチャーのススメ(起業から企業への必要十分条件) 森川 茂 106
ベンチャーキャピタルから見た製造業ベンチャー成功への必要条件 安田 健 108
大学発ベンチャー企業の役割について 丸山正明 111
問題解決型学習を取り入れた特許教育 兼松秀行 114
特許庁による知的財産教育の取り組み 前畑さおり 116


解説

基板/薄膜界面における拡散と偏析・反応―どんな系でも予測できる方法―
吉武道子 119

膜を擦り抜けて原子がスルスル動く.時には膜の接着に役立ったり,時にはやっかいもの.どうやって制御したら良い?


最近の研究

共沈分離法を用いた金属素材含有極微量元素定量
芦野哲也 125

ppm 以下オーダーの金属含有極微量元素定量が可能! 環境にやさしい化学的分離・濃縮法を用いた新しい分析法を紹介.

超高温材料としての Mo-Si-B 三元系合金の機械的性質および機能性
伊藤和博 林 泰輔 村上 敬 沼倉 宏 131

“BEYOND Nickel-base Superalloys” 1500°C付近で使用される金属基材料に要求される特性や材料設計戦略を,一つのターゲット材料を通して紹介.


講義ノート

固体の電子論III―フェルミ面と状態密度―
志賀正幸 138

このシリーズもいよいよ佳境に入り金属の物性を左右する状態密度曲線がどのように求められるかを学ぶ


新技術・新製品

大型缶(18L 缶,ペール缶)用 PP-PE 複合型新ラミネート鋼板“ユニバーサルブライトタイプ E”の開発
鈴木 威 岩佐浩樹 西原英喜 渡辺豊文 145
HOP(Heat-treatment On-line Process)を用いた炭化物自在制御技術による高強度・高靭性厚鋼板の開発
長尾彰英 大井健次 三田尾眞司 梶田恭之 杉岡正敏 148
強度,耐食性,耐熱性を兼備する高窒素オーステナイト系ステンレス鋼「DSN9」
濱野修次 古賀 猛 桂井 隆 西山忠夫 151
MIG 溶接用チタンワイヤの開発
堀尾浩次 中條屋 真 南川裕隆 154
サマリウム-鉄-窒素系等方性ボンド磁石の開発
大松澤 亮 入山恭彦 157
ケミカルタンカー用ステンレス鋼 NSSC(R)260A の開発
松橋 亮 井上裕滋 田所 裕 福元成雄 橋本剛志 160
低 SiO2 高 MgO 焼結技術および高炉スラグ設計
星 雅彦 砂原公平 松倉良徳 松村 勝 宇治澤 優 163
意匠性に優れた小断面極厚肉角形鋼管
長浜拓也 剣持一仁 片桐忠夫 坂田敬 166


紹介

物質・材料研究機構材料基盤情報ステーション腐食研究グループにおける大気腐食研究への取り組み
田原 晃 169


談話室

ある化学系の学部教育における PC 利用事情 伏見公志 170
アメリカ U of M の思い出 田口正美 171
イギリスでの 2 年間を振り返って 長谷和邦 172


本会記事

会告 173
支部行事 176
共催行事 176
掲示板 177
会誌・欧文誌 2 号目次 179
材料系学会情報コーナー 181
行事カレンダー 182
「まてりあ」次号予告 186