表彰(日本金属学会)

~2018年3月19日(月)千葉工業大学習志野キャンパスにおいて,
下記の方々が受賞されました.おめでとうございます.~

第63回日本金属学会賞 贈呈式 (2018年3月19日)

大阪大学大学院工学研究科教授 掛下知行 君

掛下知行君は,材料の機能発現・組織制御において根幹となる基礎研究を,従来から用いられている温度・応力のみならず強磁場,高圧力の外場を新たに加えることで得られるパイオニア的な実験と多次元的現象理解および電子論的解釈を通して,これまで未解決な問題ならびに新規現象を明快な議論と論理的思考で展開し,数々の顕著な功績を挙げている.その分野は,主に変位型相変態・磁気転移ならびに第一原理計算に基づく電子論に関するものであり,以下に示す 4つの分野に関連している.

(1) 極限状態下(強磁場,高圧力)の物性

 外場として強磁場(60T)および超高静水圧(100GPa)を用いて,これら外場のマルテンサイト変態ならびに拡散変態(鉄の γ-α変態)に及ぼす影響について系統的に調べている.その結果,磁場ならびに静水圧は,変態開始温度に著しい影響を与えることを示した.これら実験事実を考慮して,変態開始温度の磁場依存性ならびに圧力依存性を決める式を新たに導出し,その妥当性を多くの系において確かめている.特徴的なことは,インバー効果のある系では強制体積磁歪が変態温度に著しい影響を与えることを明確にしている.また,Fe-Ni合金では数は少ないが磁場印加方向に伸びたマルテンサイトが生成すること(形状異方性)ならびに CoPtあるいは FePdの規則化処理を磁場下で行うと単結晶規則相が得られること(結晶磁気異方性)を見出している.さらに,マルテンサイト組織のフラクタル次元は,拡散変態の組織のそれとは異なり 1.8次元であることを示し,組織が応力に支配されていることを明らかにしている.

(2) 変位型相変態の組織・構造解析ならびにカイネティクス

 未解決なマルテンサイト変態の核生成について,変態のカイネティクスと外場(磁場・静水圧)の関係を調査して,新たな知見とモデルを展開している.すなわち,これまで変態過程が異なるものとして認識されている非等温マルテンサイト変態と等温マルテンサイト変態は,磁場印加により等温変態が非等温変態に,静水圧負荷により非等温変が等温変態に移行することを実験的に明確に示し,非等温変態と等温変態の違いは本質的なものではなく,本来統一的に考えることができることを提唱している.さらに,この結果をもとに,すべてのマルテンサイト変態は熱活性化過程により起こると仮定し,統計熱力学を用いてマルテンサイト変態の起きる確率式を導入し,その式の妥当性を,多くの合金系において確認している.特徴的なことは,この式に含まれるマルテンサイトの核の大きさがナノサイズ(2から5nm)であり,古典論とは 2桁も違うことである.

 また,鉄基合金 Fe-Pdならびに Fe-Ptのマルテンサイト相において,磁場によるバリアント再配列が初めて起きることを見出すとともにこの現象のメカニズムを解明している.さらに,2次変態に近いマルテンサイト変態を示す Fe-Pd合金における弾性定数 C′のソフト化と変態の関係を調査し,新規な現象である巨大ひずみの出現(約6%)と水の3態で知られている臨界点の存在を予測し,それらを実験的に明らかにした.また,大きな熱量効果が広範囲の温度領域で観察されることを計算で示し,実験的に確かめている.

(3) d電子系セラミックス(マンガナイト)ならびにf電子系金属間化合物(DyCu, DyAg)の磁性と電気伝導特性

 MnO6八面体歪と磁気構造の相関についての知見を得るために,層状ペロブスカイト型マンガン酸化物 La2−2xSr1+2xMn2O7(x=0.315)の常圧下および静水圧下の磁気構造を中性子線回折実験により調査した.その結果,基底状態は一軸の強磁性構造で,約70K以上の温度においてMnの磁気モーメントがキャントした磁気構造 (CAFM構造)を有することを見出すとともにそのCAFM構造に静水圧を負荷すると反強磁性構造が現れることを初めて示した.得られた結果から,磁気構造とMnO6八面体の歪みおよび3d 軌道電子の eg 軌道の占有率との間に相関があることを定性的に示した.

 B2構造であるDy系金属間化合物,特に DyCu, DyAgの磁気構造は,複雑な〈111〉の triple-q構造を有している.この磁気構造は単に交換相互作用では説明ができないことから,他の相互作用の存在が示唆されている.本研究では,この相互作用が四極子相互作用であることを,強磁場下で観察される多段階メタ磁性転移の転移磁場ならびにモーメントの方位依存を調査するとともに中性子線回折によるメタ磁性構造の同定を行い,明確にした.

(4)相安定性の電子論的解釈

 電子論的な起源が解明できる可能性のある 2次転移に近いマルテンサイト変態,具体的には,Fe-dおよび Fe3Pt系で観察されるいわゆる,fcc-fct変態ならびに Ti-Ni合金の母相から生成する変調構造の電子論的な起源について,第一原理の計算を行い明らかにしている.すなわち,fcc-fct変態は,Γ点に異常有しており(弾性定数C′のソフト化),その起源はバンドヤーン・テラー効果であることを明確にしている.また,Ti-Ni合金の母相から生成する変調構造の起源は,有限な q(=1/3〈110〉)に異常を有しており,その起源はフェルミ面のネスティングであることを明らかにしている.

上記の研究成果は,材料基礎学理の確立とともに新規材料開発への指針を与えるものとして大きな意義があり,金属学の発展に資することが極めて大きい.これらの分野における優れた業績により,日本金属学会より数多くの賞を受けているとともに,平成23年にはマルテンサイト国際会議の議長を務めている.また,これらの業績を挙げる傍ら,日本金属学会理事,同副会長を歴任し,平成25年度の金属学会会長の役を果たしている.さらに,グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン研究拠点」の拠点リーダー(平成19年∼平成23年)および日本学術会議連携会員(平成22年から現在に至る)として,次世代の材料研究を担う若手研究者育成において中心的役割を果たしている.また,平成26年度には,SIP「三次元異方性カスタマイズ化設計・付加製造拠点の構築と地域実証」に採択され(代表),産業界の活性にも寄与している.


第59回 日本金属学会技術賞 受賞者(3名) (2018年3月19日)

[自動車用薄鋼板の組織制御による高性能化と利用技術の開発]

JFEスチール(株)スチール研究所 主席研究員 占部俊明 君

受賞者は,鉄鋼メーカーの研究者として,社会的要求である自動車の衝突性能向上および軽量化による燃費向上とCO2排出量削減に寄与すべく,高強度薄鋼板の熱延,連続焼鈍時の熱処理段階での金属組織制御による機械的特性の改善と高性能化を実現させ,自動車用薄鋼板の新商品開発に従事した.また,高強度鋼板の成形加工を中心とした利用技術の開発により自動車部品の軽量化と高強度実用化の実現に貢献した.これらの研究開発の成果は,実用に向けた工業的見地からは勿論のこと,学術的にも価値の高い優れたものである.

[軽量耐熱先進金属材料の開発]

(株)IHI技術開発本部 技師長 錦織貞郎 君

受賞者は,航空機エンジンに搭載する耐熱金属材料について,特に,エンジン重量の低減,高推力化に大きく寄与するTiAl基金属間化合物に着目し,組織制御により高温機械特性の向上を目指す研究開発に従事してきた.低圧タービン動翼への実用化に向けた合金設計,製造プロセス技術開発等一連の研究への学術的な成果に加え,量産適用加工技術の確立,部品品質管理基準の整備等を先導的に進めるなど,その卓越した技術開発は今日の航空機エンジンさらには車両用過給機におけるTiAl合金の実用化とその発展に大きく貢献した.

[高温材料の高耐食化に関する技術開発]

新日鐵住金(株)鉄鋼研究所水素・エネルギー材料研究部 部長 西山佳孝 君

受賞者は,火力発電,化学工業,さらにはコジェネレーションをはじめとした再生可能エネルギー分野において,高温部材に起こる各種腐食の表面反応,および生成酸化物のキャラクタリゼーション制御に関する研究に従事してきた.さらに,基盤技術を基にして金属材料の成分設計指針を与え,新商品の開発に繋げてきた.特に化学工業における浸炭およびメタルダスティング腐食に対して,材料表面の腐食反応を電子論的見地から制御することを見出し,高温材料の高耐食化に大きく貢献するものである.


第68回 日本金属学会金属組織写真賞 受賞者(16名) (2018年3月19日)

優秀賞 3件 (16名)
[第2部門]走査電子顕微鏡部門

1.「C40/C11b超高温耐熱複相シリサイド合金における特異な「cross-lamellar microstructure」の発達」

大阪大学大学院 工学研究科 准教授 萩原幸司 君
大阪大学大学院 工学研究科 (現マツダ(株)) 池西貴昭 君
大阪大学大学院 工学研究科 教授 中野貴由 君


[第3部門]透過電子顕微鏡部門

2.「p型 MnSi1.75熱電材料の重元素置換とsublattice dislocationを利用した原子レベル組織制御」

長岡技術科学大学 鎌田拓也 君
豊田工業大学大学院 工学研究科 教授 竹内恒博 君
長岡技術科学大学 准教授 本間智之 君


3.「Liイオン電池固体電解質La(1−x)/3LixNbO3ぺロブスカイト型酸化物の陽イオン変調構造」

ファインセラミックスセンター ナノ構造研究所 上級研究員補 小林俊介 君
ファインセラミックスセンター (現:Condensed Mater Physics and Materials Science Department, Brookhaven National Laboratory) 胡 肖兵 君
ファインセラミックスセンター ナノ構造研究所 主任研究員 幾原裕美 君
ファインセラミックスセンター ナノ構造研究所 主任研究員 Craig Fisher 君
ファインセラミックスセンター ナノ構造研究所 主席研究員 森分博紀 君
信州大学工学部 特任准教授 藤原靖幸 君
信州大学工学部 特任教授 干川圭吾 君
トヨタ自動車(株) 電池材料技術・研究部 主幹 小浜恵一 君
トヨタ自動車(株) 基盤材料技術部 主査 射場英紀 君
東京大学 工学系研究科 教授 幾原雄一 君




第49回 日本金属学会研究技術功労賞 受賞者(13名) (2018年3月19日)

新日鐵住金(株)広畑製鐵所設備部 東 義人 君

受賞者は,入社以来45年にわたり設備技術部門に在籍し,特に製鋼・薄板プロセスの開発・改善に傑出した熱工学知識,試験・分析技術を発揮してきた.例として,スクラップ等の冷鉄源溶解プロセスの開発,廃タイヤの資源リサイクル技術の開発,連続焼鈍炉への高効率排熱回収利用技術による省エネルギー化が挙げられる.これらの試験方法の確立と創意工夫に取り組み,技術開発と実機化に貢献してきた.後進への技術伝承にも熱意をもって取り組んでおり,プロセス研究開発分野への功績は顕著である.

JFEテクノリサーチ(株)西日本ソリューション本部 今井正二 君

受賞者は,入社以来45年間,薄板・表面処理・容器分野における物理解析技術向上を目的とした多くの最新装置の導入・立上げ・運転に長きにわたって貢献を続けてきた.特に,これらの装置を用いてプレス成形時の金型・鋼板間の潤滑性を大幅に向上させた自動車用高潤滑合金化溶融亜鉛めっき鋼板(通称 JAZ)の研究開発に多大な寄与があった.このように研究開発における物理解析装置の適用を精力的に進め,各テーマの進展に貢献した功績は顕著である.

JFEテクノリサーチ(株)知多ソリューション本部 桂 義樹 君

受賞者は,入社以来45年間にわたり一貫して,研究・品質保証部門で鋼材の各種特性評価に従事してきた.特に,腐食評価試験の分野で,アイデアと創意工夫で高品質なデーター提供ができる環境を築き,スタッフの研究成果に大きく貢献してきた.例として,油井管の開発研究・特性評価を行う上で必要な,高温高圧試験設備の考案と製作をはじめ,毒性の高い硫化水素を安全かつ効率よく使用できる試験設備を考案し作り上げた.同インフラ技術は社外でも安全性が高く評価され,社外の硫化水素設備にも採用され,社会の発展にも大きく貢献している.

福井大学工学部技術部 川﨑孝俊 君

受賞者は,昭和60年に福井大学工学部機械工作実習工場(現,先端科学技術育成センター)に採用以来,実験装置の製作,機械工作実習,工作機械利用者への安全教育・技術指導等において,教員や学生の研究教育支援に多大な貢献をするとともに,日々の技術向上を怠ることなく,若手職員の育成にも惜しみない努力を行っている.近年,新たな試みとしてエンジンの分解組立講座に携わり,地域貢献,また子供達が楽しみながら,ものつくりへの興味を引き出す為の活動を行っている.

日鉄住金テクロノジー(株)富津事業所 佐々木哲也 君

受賞者は,入社以来42年間,研究試験業務を通して鉄鋼材料の研究開発支援に携わり,数多くの研究成果に貢献してきた.例として,高強度極細鋼線の引張試験における特殊な把持具の開発と作業方法の改善や,極薄ステンレス鋼の高温へたり性評価技術における炉内温度制御,ジグ固定方法の改善による適正試験技術の確立などが挙げられる.これらを含め,長年に亘って研究・開発現場を支えるとともに,若手の育成にも尽力し,着実な技能伝承や後継者育成も行っており,その功績は著しい.

JFEスチール(株)スチール研究所 髙田 篤 君

受賞者は,入社以来34年間にわたり,自動車などに適用される鉄粉や合金鋼粉の研究開発業務に携わり,様々な新商品・新プロセスの開発に多大な貢献をしてきた.例として,大型射出成形部品用粉末金型の量産化への貢献,新鋼種開発の基盤技術である水アトマイズ実験の安全かつ効率的推進,金型潤滑装置や鉄粉充填挙動可視化装置など実験装置の考案などが挙げられる.これらを含め様々な技術課題に積極的に取り組み,柔軟な発想で創意工夫し,数多くの研究開発につなげた功績は著しい.

東北大学多元物質科学研究所技術室 千葉裕輝 君

受賞者は,昭和58年文部技官として科学計測研究所(現・多元物質科学研究所)に入所以来34年にわたり,イオン導電性に優れる各種酸化物単結晶や薄膜試料の作成および光学物性測定などの装置試作や各種実験補助,情報管理などの業務に従事し,材料研究の着実な発展に多大な貢献をしてきた.特に,独自の創意工夫により酸化セリウムなどの酸化物やふっ化物の棒状大型単結晶を浮遊溶融帯法(FZ法)で作成し,精密な物性測定を可能にするなど,材料科学分野での学術発展への功績は顕著である.

JFEテクノリサーチ(株)機能材料ソリューション本部 星川耕司 君

受賞者は,入社以来45年間,鉄鋼製品の品質保証技術の業務に携わり,様々な試験設備を駆使した新たな検査方法の開発に多大な貢献をしてきた.特に,連鋳スラブの内部欠陥の検査装置や曲面形状の鋼管を自動測定するUO鋼管検査装置等の開発への貢献は,超高強度自動車用ハイテンや超高強度ラインパイプの実用化には不可欠であった.また,現場の第一線の管理者としても17年間に亘り品質保証業務の先頭に立ち,製鉄所の安定した信頼性の高い検査体制の確立に寄与した功績も大きい.

東北大学金属材料研究所テクニカルセンター 三浦重幸 君

受賞者は,入所以来25年間,原子力材料の開発研究及び放射性物質を利用した材料物性研究並びに材料科学研究に特化した大型計算機を利用した計算材料科学の研究支援業務に従事してきた.例として,コバルト-57等の密封放射性同位元素を使用したメスバウア分光による材料物性の測定・解析,アジア計算材料学コンソーシアムへの国際的なスーパーコンピューター利用環境提供等が挙げられる.これらを含め材料科学分野での放射線及び計算機技術者としての幅広い研究支援により数多くの研究開発に貢献した功績は顕著である.

新日鐵住金(株)技術開発本部尼崎研究支援室 森 健児 君

受賞者は,入社以来42年にわたり,鉄鋼やチタンの研究開発支援業務に従事し,実験・評価手法の考案に優れた能力を発揮してきた.特に,チタン材の研究開発のために必要な実験手法の確立に先駆者として功労を重ねてきた.例えば,鍛造時の耐割れ性を評価するための熱間変形試験法の確立や,研磨・エッチング技術と画像解析による金属組織の定量評価技術の確立が挙げられる.これらの実験手法から生まれた成果は多くの新製品として実用化されており,チタン材の研究開発における功績は顕著である.

新日鐵住金(株)株技術開発本部鹿島技術研究部 安田利之 君

受賞者は,入社以来41年間にわたり,製鉄所での保全業務や鋼板製造プロセスに関する研究開発試験業務に従事し,商品開発およびプロセス改善に多大な貢献をした.例えば,高成形性ハイテンでの鋼板表面欠陥防止のため,市販高温顕微鏡では困難であった露点制御と高倍率での直接観察を可能とすることにより,合金元素の酸化挙動を明らかにして溶融めっき安定化製造技術確立に寄与した.保全部門経験を活かした創意工夫により,様々な試験装置開発を通じて,数多くの研究開発や後進の育成に貢献した功績は大きい.

旭川工業高等専門学校技術創造部 山内広也 君

受賞者は,昭和54年に旭川工業高等専門学校学生課実習係として採用以降,40年近い長期間にわたり,教員の研究補助ならびに学生教育を通し,同校の発展に貢献してきた.特に,CNC旋盤を中心とし,様々な工作機械に関する高い技術力を有し,多くの教員研究に用いる試料等製作ならびに機器製作により,大きな貢献をしている.例として,金属材料の強度試験片の作成や5軸加工機を用いた困難な技術課題の解決,あるいは電子制御教材開発など,数多くの研究開発・教育に貢献してきた功績は著しい.

日鉄住金テクノロジー(株)大分事業所 和氣一廣 君

受賞者は,入社以来44年間,鉄鋼材料に関する技術・研究開発支援業務に従事し,製鋼―圧延直結プロセスの実機化へ貢献し,様々な高機能鋼の実用化に寄与してきた.例として,溶解試験手法,ダイレクトローリング実験手法,スラブ内質評価手法等の確立・効率化で製鋼―圧延ラボ試験方法の確立を果たし,大型引張試験手法,亀裂伝播速度評価手法等の確立・高精度化で厚板造船材等の高機能鋼の早期商品化に貢献したことが挙げられる.社内表彰も多数受賞しており,その功績は極めて顕著である.




第76回 日本金属学会功績賞 受賞者(8名) (2018年3月19日)

[物性部門]

[磁石材料組織界面における局所磁気特性の電子論による解明]

東京工業大学物質理工学院 准教授 合田義弘 君

受賞者は,物性物理的な電子論の手法と「京」などのスパコンによる大規模計算を用いて磁石材料組織の材料科学にアプローチし,組織界面の原子配列と局所磁気特性を明らかにしてきた.特に,代表的な添加元素である Cuが界面に偏在し,局所磁気異方性の改善が見られる事を明らかにした.さらに,様々な添加元素を検討する事により,材料組織内部に安定に存在し,かつ磁気異方性を改善する元素を新たに提案した.また,SPring-8などの大型実験施設と緊密に連携しており,今後の幅広い研究展開が期待される.

[物性部門]

[FePt磁気記録媒体の微細構造および磁化反転制御]

物質・材料研究機構磁性スピントロニクス材料研究拠点 グループリーダー 高橋有紀子 君

受賞者は,超高密度磁気ストレージデバイスの実現のために磁気記録媒体の高性能化に関する研究を行ってきた.主な業績は,次世代の熱アシスト磁気記録で使われる媒体材料として注目されているFePtグラニュラー薄膜において世界に先駆けて極めてサイズ分散の小さいグラニュラー組織を合成したこと,および円偏光で磁化反転が可能であることを示したことである.これらは次世代技術につながる成果として磁気記録分野において高く評価されている.最近では,FePt媒体の磁化ダイナミクス制御による反転磁界低減に向けた研究を展開しており,今後の更なる発展が期待される.

[組織部門]

[鉄鋼材料の相変態・析出組織制御に関する研究]

東北大学金属材料研究所 准教授 宮本吾郎 君

受賞者は,鉄鋼材料を対象にして熱力学的・結晶学的な観点から微細組織制御に関する理論的・実験的研究を一貫して行ってきた.特に,拡散型相変態における界面移動速度に及ぼす元素分配・偏析の影響を明確にしたこと,せん断型相変態組織の複雑な結晶学的組織を定量的に解明したこと,ナノ炭窒化物やクラスターを利用した鉄鋼材料の高強度化指針を示したことが挙げられる.さらに,せん断型変態組織の結晶方位から母相方位を再構築する新たな手法を開発し産業界における材料開発にも貢献しており,今後の幅広い研究展開が期待される.

[力学特性部門]

[原子シミュレーションによる格子欠陥の相互作用に基づくナノ組織材料の力学特性解析]

金沢大学理工研究域 教授 下川智嗣 君

受賞者は,原子シミュレーションによる計算機実験を駆使し,転位や粒界・異相界面,さらには回位等の格子欠陥の相互作用メカニズムを明らかにしてきた.さらにそれらの知見を基に,ナノ組織材料の①破壊現象に対する界面の役割,②強度やそのサイズ効果の発現機構,③組織形成プロセスにおける回位の役割,などに対して原子論的解明に果敢に挑み,超微細粒材に代表されるナノ組織材料の示す特異な力学特性の理解に大きな成果を挙げている.優れた力学特性を有する材料設計に対する新しい指導原理の創出が期待される.

[材料化学部門]

[高温冶金反応の物理化学的解析による高温プロセスの高度化]

東京大学大学院工学系研究科 准教授 松浦宏行 君

受賞者は,金属製精錬を対象とする高温プロセス研究に従事し,メタル・スラグ等の高温融体特性,気相―液相―固相間反応,高温プロセス副産物リサイクル等を通じて,素材や材料製造プロセスの高度化に資する広範な研究を行っている.これまで,マルチフェーズフラックスを利用した鉄鋼精錬プロセス開発,電気炉製鋼ダスト高度リサイクルのための亜鉛・鉛の選択塩化揮発反応の物理化学,同位体交換反応法を用いた溶融スラグ―ガス間反応機構,等の研究に取り組んでおり,今後,さらに画期的な金属製精錬プロセスの開発・発展に貢献することが期待される.

[材料プロセシング部門]

[溶融合金化を用いた半導体材料の新規製造法の研究]

東京大学生産技術研究所 准教授 吉川 健 君

受賞者は,溶融合金の物理化学的特性を駆使して半導体材料の新規製造プロセスの開発研究を行い,優れた成果を上げている.主な業績として,①Siを添加元素と溶融合金化した後に部分凝固を行うSiの低温凝固精製法の熱力学的検討を行い,Solvent Refining法の基礎を築いたこと,②合金溶媒の熱力学的検討によりSiC単結晶の高速溶液成長の一般原理を構築するとともに,結晶成長界面の直接観察により高品質SiC結晶の育成指針を示したことが挙げられる.今後,高温材料プロセスにおける反応・界面制御の幅広い研究展開が期待される.

[工業材料部門]

[高性能軽金属材料の創製に関する研究]

物質・材料研究機構構造材料研究拠点 グループリーダー 染川英俊 君

受賞者は,非鉄軽量金属材料を対象に,構造材料の根幹とも言える安心安全を担保する素材設計や開発に従事してきた.塑性変形メカニズムの原理・原則に基づき,強靭化阻害因子を解明したことや,階層的組織因子を制御することで,強度と二律相反関係にある,靭性(延性)の高度化を可能にしたこと,靭性や延性に対する溶質元素機能を先駆的に究明し,室温蛇腹変形能を有する革新的マグネシウム合金を開発したことなど,数多くの優れた業績を挙げ,産・学界の当該分野発展に大きく貢献している.

[工業技術部門]

[結晶塑性異方性を考慮したマルチモーダル微細組織制御によるマグネシウム合金設計]

熊本大学先進マグネシウム国際研究センター 准教授 山崎倫昭 君

受賞者は,新しい軽量構造材料として期待される長周期積層構造型Mg合金の創製とその特性発現メカニズムの解明に取り組んできた.具体的には,結晶塑性異方性を考慮したmultimodal微細組織制御による高強度・高延性Mg合金設計手法の確立,電気化学的組織均質化によるMg合金の耐食性付与技術の確立等を行ってきた.これらの研究成果は,幾何学的ヘテロ組織/電気化学的ホモ組織制御によるMg合金設計として統合が図られており,今後の幅広い研究展開が期待される.




第57回 日本金属学会 谷川・ハリス賞 受賞者(2名) (2018年3月19日)

[機能材料の特性向上のための解析と制御]

東北大学多元物質科学研究所 教授 鈴木 茂 君

受賞者は,多くの機能材料の特性を向上させるために,多面的な解析により得られた知見に基づいて,プロセス制御等に関する研究を行ってきた.たとえば,単結晶化が困難とされていた固相と液相の温度が大きい合金を単結晶にするために,先端企業と共同で単結晶育成条件を明らかにし,合金単結晶の大型化するのに成功した.また,耐熱材料の高温特性等に及ぼす微量元素の影響を高度な手法により明らかにし,力学特性を制御するための提案を行ってきた.その他,高機能鋼板の優先粒成長に及ぼす各種の金属学的因子等の解明も行うことにより,各種の機能性をもつ材料分野の発展に大きく貢献してきた.

[金属資源工学に関する研究]

東京大学生産技術研究所 教授 前田正史 君

受賞者は主に素材製造プロセス研究に注力してきた.例えばAlOガス生成を利用した溶融チタン合金からの脱酸素,溶融シリコンを精製するための真空熔解プロセスを開発した.さらに貴金属スクラップを合金化し酸溶解して回収する手法も提案している.合金および酸化物系の熱力学測定をダブルクヌーセンセル質量分析法を利用して測定している.日本学術振興会素材プロセシング第69委員会委員長,資源・素材学会会長,日本学術会議材料工学委員会委員長として金属工学・材料工学分野の発展に貢献した.




第24回 日本金属学会増本量賞 受賞者(2名) (2018年3月19日)

[先端半導体素子の高性能化・高信頼化を目指した配線材料および配線形成プロセスに関する研究]

東北大学未来科学技術共同研究センター 教授 小池淳一 君

受賞者は,先端半導体素子の新規多層配線材料としてCu-Mn合金を開発し,MnとSiO2との反応を利用した拡散バリア層の自己形成法を提案し,量産レベルの素子の寿命を100倍以上改善することに貢献した.さらに,近年のFinFET構造に対応するために,非晶質Co-Ti合金をソース・ドレインコンタクト材料として利用することを提案し,Co-Ti合金の相分離過程で形成されるエピタキシーシリサイドとTi酸化物がフェルミレベル・デピニングを誘発することで,熱的に安定な超低コンタクト抵抗率(10−9 Ωcm2)を得ることに成功した.

[第一原理計算に基づいた材料開発に関する研究]

京都大学大学院工学研究科 教授 田中 功 君

受賞者は,量子力学に基づいた第一原理計算を材料研究の具体的な事例に幅広く適用し,先駆的な成果を上げた.多数の計算を実行して統計熱力学との結びつけを行い,また先進的なデータ科学手法を適用することで.合理的・効率的な材料探索を可能とした.そして学理構築のみならず.材料開発にも多くの成果を上げた.具体例としては.超長サイクル寿命を持つリチウム電池の開発や低格子熱伝導物質の合理的探索などが挙げられる.これらの一連の成果は世界的に高く評価されている.




第28回 日本金属学会若手講演論文賞 受賞者(3編3名) (2018年3月19日)

1. Solid Solution Hardening and Precipitation Hardening of α2-Ti3Al in Ti-Al-Nb Alloys

(Materials Transactions, Vol. 58, No. 10)
芝浦工業大学理工学研究科 ○島上  渓 君
Purdue University School of Materials Engineering 松永 紗枝 君
芝浦工業大学理工学研究科 准教授 湯本 敦史 君
物質・材料研究機構 NIMS特別研究員・香川家高等専門学校 准教授 伊藤  勉 君
物質・材料研究機構耐熱材料設計グループ グループリーダー 御手洗 容子 君

2. Crystallization Behavior of Thermally Rejuvenated Zr50Cu40Al10 Metallic Glass

(Materials Transactions, Vol. 58, No. 10)
東北大学学際科学フロンティア研究所 助教 ○山田  類 君
東北大学(現・富士ゼロックス) 田中 直行 君
東北大学学際科学フロンティア研究所(現・華中科技大学准教授) 郭   威 君
東北大学学際科学フロンティア研究所 教授 才田 淳治 君

3. Training Effect on Microstructure and Shape Recovery in Ti-Pd-Zr Alloys

(Materials Transactions, Vol. 58, No. 10)
芝浦工業大学 ○佐藤 広崇 君
筑波大学 教授 金  熙榮 君
芝浦工業大学 教授 下条 雅幸 君
物質・材料研究機構耐熱材料設計グループ グループリーダー 御手洗 容子 君




第1回 日本金属学会フェロー認定者 (6名) (2018年3月19日)

北海道大学 名誉教授 大塚 俊明 君


大阪大学大学院工学研究科教授 掛下 知行 君


東北大学多元物質科学研究所教授 蔡 安邦 君


東北大学多元物質科学研究所教授 進藤 大輔 君


九州大学大学院工学研究院教授 髙木 節雄 君


東北大学客員教授・大阪大学特任教授・名城大学特任教授・名古屋大学客員教授 新家 光雄 君





第30回 日本金属学会講演大会優秀ポスター賞受賞者 25名

(2018年3月20日発表) (五十音順)

1 Tbを傾斜拡散させた Nd-Fe-B系焼結磁石の微細構造解析(P66)

九州大学 池江優佑 君,奥平有 君,板倉賢 君,西田稔 君,
信越化学工業株式会社 中村元 君

2 TNTZ合金の陽極酸化による白色被膜形成に及ぼす電流密度の影響(P84)

兵庫県立大学 内田恭兵 君,三浦永理 君,山﨑徹 君,
北見工業大学 平野雄馬 君,大津直史 君

3 種々の濃度のMgCl2含有液滴に接触した304鋼の表面電位変化(P32)

関西大学 汪  洋 君,廣畑洋平 君,春名匠 君

4 ポーラスAlプリカーサをコアとしたサンドイッチ構造体の形状付与と発泡による影響(P135)

群馬大学 大槻晃平 君,半谷禎彦 君,
芝浦工業大学 宇都宮登雄 君,
東京大学 吉川暢宏 君

5 Nd-Fe-B/Fe-B系ナノコンポジット膜の微細構造と交換結合状態に与えるMo中間層の効果(P62)

山形大学 大橋一輝 君,鈴木拓也 君,小池邦博 君,稲葉信幸 君,加藤宏朗 君,
九州大学 近藤政孝 君,板倉賢 君,西田稔 君

6 金属中のキャビティ移動に対する水素の効果(P13)

島根大学 蔭山彰良 君
名古屋大学 廣嶋秀斗 君,
大阪大学 保田英洋 君,尾方成信 君,Junping DU 君,Wen-Tong GENG 君,石井明男 君,
中央大学 深井有 君,
島根大学 荒河一渡 君

7 Ti-(0∼3)at%Mo-(0∼3)at%O合金の微細組織と機械的特性に及ぼす熱間圧延条件の影響(P74)

愛媛大学 小島敏弘 君,小林千悟 君,岡野聡 君

8 MoSiBTiC合金における熱処理条件と室温破壊靭性の関係(P7)

東北大学 齋藤哲也 君,関戸信彰 君,
熊本大学 上村宗二朗 君,山室賢輝 君,連川貞弘 君,
東北大学 吉見享祐 君

9 原子論に基づく金属ガラスのTTT線図およびガラス形成能の評価(P102)

大阪大学 佐藤悠治 君
物質・材料研究機構 譯田真人 君,
大阪大学 尾方成信 君

10 {112}-type I deformation twinning in as-quenched α′′martensite in Ti-7.5Mo alloy(P115)

筑波大学,物質・材料研究機構 JI Xin 君
物質・材料研究機構 Gutierrez-Urrutia Ivan 君,江村聡 君,LIU Tianwei 君,原  徹 君,PING Dehai 君,
筑波大学,物質・材料研究機構 土谷浩一 君

11 Al0.3CrFeCoNi高エントロピー合金中のNi近傍局所構造に及ぼす室温時効の影響(P118)

宇都宮大学 塩田諒介 君,仁木惇平 君,山本篤史郎 君,
広島工業大学 戎 佳宏 君,
名古屋工業大学 木村耕治 君,林好一 君,
広島市立大学 八方直久 君,
熊本大学 細川伸也 君,
JASRI/SPring-8 田尻寛男 君,
広島工業大学 尾崎徹 君

12 Mn-Ge合金における相安定性と磁気特性に関するSi置換効果(P49)

東北学院大学 庄司雄大 君,岡田宏成 君

13 水素透過金属膜のプロチウム連続供給能を活用したCO2からの炭化水素の合成(P14)

鈴鹿工業高等専門学校 白數祐哉 君,南部智憲 君,小俣香織 君

14 炭化物粒子複合型 Ni基超々合金肉盛層に及ぼす炭化物種およびレーザ加工プロ セスの影響(P37)

大阪府立大学 田中美樹 君,金野泰幸 君,髙杉隆幸 君,
産業技術総合研究所 山口拓人 君,萩野秀樹 君, 東北大学 千星聡 君

15 TiNi自己調整組織におけるマルテンサイトバリアント双晶面の界面エネルギーの第一原理計算(P1)

神戸大学 永平和也 君,寺本武司 君,田中克志 君

16 Ti5Si3を含む多相MoSiBTiC合金の高温酸化挙動(P28)

東北大学 南  茜 君,趙覓 君,吉見享祐 君

17 Al-Mg-Si合金における室温時効によるクラスタ構造変化の軟X線XAFS測定(P108)

兵庫県立大学 野々村壮紘 君,田中芹奈 君,足立大樹 君

18 水素雰囲気がグラフェン上の金属原子の吸着・拡散に与える影響(P33)

北海道大学 長谷川瞬 君,國貞雄治 君,坂口紀史 君

19 鉄中の水素拡散に添加元素が与える影響(P99)

九州工業大学 平田研二 君,飯久保智 君,
東北大学 大谷博司 君

20 電子線ホログラフィーによる帯電したセルロースナノファイバー周囲の電磁場観察(P95)

東北大学 本郷将嗣 君,赤瀬善太郎 君,佐藤隆文 君, 東北大学,理化学研究所 進藤大輔 君,
大阪大学 能木雅也 君,古賀大尚 君

21 積層造形により形成された601型ニッケル基合金樹枝状組織のマイクロ引張挙動(P91)

熊本大学 松永遼太 君,峯洋二 君,高島和希 君,
日立金属株式会社 大石勝彦 君,上野友典 君

22 中間層を導入したアルミニウム合金へのDLC膜成膜における密着性および耐久性評価(P41)

関西大学 丸野英伸 君,西本明生 君

23 Zr-O-N膜の構造に及ぼす成膜条件の影響(P133)

富山大学 村岡雄介 君,李昇原 君,松田健二 君,
北陸職業能力開発大学校 野瀬正照 君,
富山大学名誉教授 池野進 君

24 陽極酸化NiTiのNi溶出挙動及び抗菌性能(P81)

北見工業大学 山口花帆 君,平野雄馬 君,大津直史 君

25 Li-Sn合金を疑触媒として用いた低温アンモニア合成(P17)

広島大学 山口稔郎 君,宮岡裕樹 君,市川貴之 君




第26回 日本金属学会・日本鉄鋼協会 奨学賞 受賞者 47名(2018年3月)

北海道大学工学部 問谷一偉 君

北海道大学工学部 水野潤一 君

室蘭工業大学工学部 武田 都 君

岩手大学工学部 沼倉琴音 君

秋田大学理工学部 外山大地 君

東北大学工学部 伊東達矢 君

東北大学工学部 関谷 暢 君

東北大学工学部 林 謙汰 君

茨城大学工学部 林 桃希 君

筑波大学理工学 坂戸将也 君

群東京大学工学部 神保翔太郎 君

東京大学工学部 遠山慧子 君

東京工業大学工学部 陳 詩若 君

東京工業大学工学部 松田洋明 君

横浜国立大学理工学部 牧 伸浩 君

長岡技術科学大学工学部 山口直也 君

富山大学工学部 前田朋克 君

豊橋技術科学大学工学部 千葉友也 君

名古屋大学工学部 加藤大暉 君

名古屋大学工学部 木村裕希 君

名古屋工業大学工学部 山田敦大 君

京都大学工学部 河原﨑 琢也 君

京都大学工学部 柳井創太 君

大阪大学工学部 稲吉晴子 君

大阪大学工学部 二村友也 君

島根大学総合理工学部 青山悠平 君

香川大学工学部 西山光一 君

愛媛大学工学部 山元滉司 君

九州大学工学部 今谷祐貴 君

九州大学工学部 浦中祥平 君

九州工業大学工学部 山本真夕季 君

長崎大学工学部 佐伯龍聖 君

熊本大学工学部 喜多川太郎 君

熊本大学工学部 西本宗矢 君

大阪府立大学工学域 岡崎湧一 君

大阪府立大学工学域 栂野隼人 君

兵庫県立大学工学部 田中芹奈 君

千葉工業大学工学部 成田早織 君

東京理科大学基礎工学部 伊藤久晃 君

芝浦工業大学工学部 宮下智弘 君

東海大学工学部 勝呂友昭 君

金沢工業大学工学部 南部貢志 君

関西大学化学生命工学部 笠作 衛 君

近畿大学理工学部 ノルアインビンティアブドラー 君

鹿児島大学工学部 橘木健太 君

群馬大学理工学部 深井祐佑 君

鈴鹿工業高等専門学校 金崎 舜 君


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