過去の新設研究会

■ 79.金属・無機・有機材料の結晶方位解析と応用技術研究会

活動期間 1期5年間(2017年3月~2022年2月)

結晶性材料の高性能化において組織制御の重要性は言を俟たない. 輸送機器構造材のマルチマテリアル化が叫ばれ,金属に限らず,高分子材料の重要性も高まっている. 近年部材に要求されるより高度な性能向上は,等方性・均一性を前提としない,組織の異方性と不均一性の最適化に求められつつある. すなわち,材料のパフォーマンスを高める構造は配向組織制御あるいは複相組織の不均一性制御によるものであり,結晶性材料ならば結晶方位解析がそのベースとなる. そこで,結晶方位解析に基づき,集合組織制御のみならず結晶方位差によるひずみ評価,分散相の結晶方位解析,界面近傍構造解析等の応用技術を駆使して結晶性材料の高性能化を目指した研究活動を展開することを目的とする. 結晶方位解析技術としては,XRD, EBSD, TEM,放射光をも含めたあらゆる技術を対象としたい. 材料は金属,セラミックスの他,結晶性高分子材料などすべての結晶性材料が対象となる. その他「結晶方位」をキーワードとする応用技術課題を歓迎する. 公募形式の研究発表会を中心にして活動を行っていくので,興味のある方には是非メンバー登録をお願いしたい.

代表世話人 高山善匡
宇都宮大学大学院工学研究部 循環生産研究部門 教授
TEL 028-689-6033
E-mail: takayama[at]cc.utsunomiya-u.ac.jp
※[at]は@に変換して下さい。

■ 78.触媒材料の金属学研究会

活動期間 1期5年間(2017年3月~2022年2月)

触媒はグリーン・イノベーションのキーマテリアルであり,近年,脱貴金属化や貴金属代替合金触媒の開発は最重要課題の一つとなっている. 触媒材料として金属・合金は古くから利用されてきた. 特に,合金化による触媒性能の向上は枚挙に暇がない. しかし,意外なことにこれら合金化効果と触媒機能に関する原理・原則は未だ確立されていない. その最大の要因は,金属・合金触媒において金属学の視点で深く議論されることが無かったからである. そこで,本研究会では,金属・合金の触媒作用を金属学の観点から理解するとともに,新たな触媒材料の学理を構築し実際の調製法に繋げることを目的とする. 金属材料分野を中心として幅広い分野(触媒化学,材料物性・解析,物性理論,表面・電気化学など)との融合を図り,研究者間での意見・情報交換,活発な討論を行い,その研究成果を金属学会のシンポジウム,欧文誌特集号などを積極的に企画し広く発信していく.
※金属材料と触媒化学の研究者コミュニティーの交流を目指して2009年より活動してきた「触媒材料研究会」(2 期計6 年間:2009.03-2012.02(代表世話人:蔡安邦),2012.03-2015.02(代表世話人:西村睦)) のうちバルク型金属・合金触媒材料にフォーカスしその学理構築にこだわった比類のない金属学会ならではの研究会を目指す.

代表世話人 亀岡 聡
東北大学多元物質科学研究所・准教授
TEL & FAX 022-217-5723
E-mail: kameoka[at]tagen.tohoku.ac.jp
※[at]は@に変換して下さい。

■ 77.高度超塑性成形研究会

設置期間 1期5年間(2016年3月~2021年2月)

超塑性は,材料学と塑性加工学の境界領域に位置し,その研究開発・実用化推進のためには両分野の研究者と企業技術者との連携・協力が必要である. 輸送機器(自動車・鉄道車両・宇宙航空等)分野では,特に高速・高精度の高度超塑性成形が要求されている. 従来の準静的な塑性変形という超塑性のイメージを離れて,高温で材料の組織と力学応答が相互作用を起こしながら変化しつつある状態を利用して,高速・高精度な塑性変形を実現することが求められている. 本研究会では,材料学と塑性加工学の両分野の研究者と企業技術者との間で,超塑性のダイナミックな様相について,情報交換と討論の場を提供することを目的として活動する.

代表世話人 佐藤 英一
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 教授
TEL 042-759-8263 FAX 042-759-8461
E-mail: sato[at]isas.jaxa.jp
※[at]は@に変換して下さい。

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